今日の10時頃、水槽を見に行くとラムネの姿がありませんでした
嫌な予感がして辺りを見回すと、変わり果てた姿で水槽の外に横たわっていて…
1時間前には元気に泳いでいました
とにかく必死で水槽に戻します そのまま沈んでいくラムネ
2時間ほどは、水槽の底にうずくまっていました
ときおり、必死に泳いで空気を吸いに行くので、負担を減らすために水深を浅くしてあげました
薬品はトドメを刺しそうで怖かったので、塩を入れて様子見
その間、全身がボロボロになって、鱗も剥がれてしまって…身体の色も、くすんでいました
正直、もう駄目かと思いました
助かってくれと必死に願いながらも時計を睨みます
そのうち、よろよろと泳ぎ始めるラムネ
不安で水槽を凝視する私の目の前で、彼女はじょじょに元気を取り戻していきました
ご飯はいつも通り、キョーリンのヒカリベタを3粒食べて
今は、何事もなかったかのように泳ぎ回っています
傷ついた身体は撮影したくないのでここには載せませんが、ぞっとする出来事でした
まだ完璧には立ち直っていないので、引き続き見守ってあげたいです
さて
ラムネの水槽にはフタがしてあります
それをどうやって脱出したのか? ――おそらく、配管用の穴だと思われます
フタには2箇所、濾過器やヒーターの線を通す穴が空いています
ここを通ったとしか考えられません
小柄で華奢な彼女でなければ、通り抜けられないような、わずかな隙間でした
他の子達の水槽も同じ構造です
もう2度と隙間からの飛び出しが起きないようにと願いながら、ネットでフタを覆いました
実は明日、ご縁があって新しいベタがやって来ることになっているのです
彼の水槽を用意しながらも、フタにはネットを被せて
こんな事故があった後で、次の子をお迎えするのも気が引けるのですが…より一層、気を引き締めて飼育していきたいと思います
この子達は、家族ですから