ウロコ風月

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【園芸】クリスマスローズの病気

チヨ「今日は何のお話しするの?」

こんばんは、つららです!

今日もクリスマスローズのお話ですね

丈夫さで有名な彼らですが、実はとてもおそろしい病気があるのです…

 

主に作場管理によるカビが原因のものと、ウィルス性のものがあります

カビてしまった場合は、根元から株が痛んで倒れてしまいます

昨日まで元気だったのに、今日見たら株がしおれていた…なんてことがあったら、株元をチェックしてみて

 

 

カビてしまった部分をハサミで切り取り、風通しのいい場所で様子を見ます

我が家では発生してしまった株にはオーソサイドを週に1回、2回に分けて散布しています

 

しかし、カビは序の口です

本当におそろしいのは、ウィルス性の病気

アプリコットオーレア

 

可愛いお花でちょっと和んでから、その病名をお知らせしたいと思います

 

ブラックデス

 

そのままのネーミングです

病状も株に黒い汚れのようなものが発生し、全体が黒くなって枯れていくというもの

これは治りません

 

また、すぐに発症するわけではないので、知らずに購入してしまい、ウィルスを作場に持ち込んでしまうことも…

 

 

我が家でも数年前、園芸店で購入した株がこの症状を示しました

購入してから半月ほど経っていたと思います

けっこう潜伏期間が長いですね

その長さが厄介で、気付かないうちに他の株にもうつってしまいました

具体的には、病気の株の樹液を吸ったアブラムシが、他の株に病気を持ち込んだりします

また、ハサミでも感染するので、こまめにバーナーで炙って消毒しましょう

熱消毒は5秒程度でOKです

それ以上はハサミを痛めてしまいます

 

さて

感染してしまったのは5株

けっこうな被害です

該当の株を泣く泣くサヨナラした後でしたので、これはショックでした

ちなみに、株だけではなく、感染株が植わっていた鉢や土もサヨナラして下さいね

 

感染した株は助かりません

 

お気に入りの株、毎日お世話して育ててきた株…

出来れば何とかしてあげたかったです

しかし、プロの作場でも発症したらどうしようもないと言われるこの病です

他の株にうつる前に、該当の5鉢をサヨナラしました

 

ビニール袋に詰め込みながら、泣きそうになったのを覚えています

可燃ゴミの日まで、該当株が入ったビニール袋は作場から隔離しましょう

 

レッドオーレア

こちらは元気に咲いてくれた株

悲しい出来事はありましたが、他の子達をあらためて大事にしよう、と決意した年でもありました

 

まとめると、

・新しい株は2週間ほど他の株から離して様子を見る

・ハサミはこまめに消毒する

・病害虫対策

――この3点が重要になってきます

 

ウィルス性の他の病気としては、モザイク病が挙げられます

こちらも名前の通り、葉っぱにモザイク状の模様が入り、全体が縮れてしまうのが特徴

治す手段はありませんので、症状が出たらサヨナラルートです

 

 

書いていても思い出してしまいます…

 

 

ゴールド 最近はシングルの個体があまり見られなくなりましたね

 

暗い話題になってしまったので、ここからは明るく!

我が家の開花株を紹介していきますね

 

今にも咲きそうなダブルピンク

スポットが細かく入っているのが、何とも可憐です

 

ダーククレオパトラ

葉っぱもカラス色になっています

クレオパトラは遠目にも目を惹きますね

 

アプリットと赤の中間のようなオーレア

こちらは葉っぱが黄金色です

ゴールドの血が強い子は葉の色が薄くなります

成長後はちゃんと固くしまった葉になりますし、夏越しも問題ありません

 

一昔前だとゴールドは高価で栽培難易度も高めでしたが、今は手が届くお値段になりましたね

育てやすさも改善されたと感じます

 

ピンクゴールド

ブロッチが入っています

ゴールドの売り場にひと株だけぽつんとピンク色の花が咲いていたのを覚えていますね

当時は色つきのゴールドは珍しく、珍しいものを見た気持ちでお迎えしました

花付きがよく、作場のエース的な存在です

 

こんな感じで

湿っぽいお話にもお付き合い頂き、ありがとうございました

次回は明るい話題にしたいですね

 

それぞれのウロコ達との出会いのエピソードを振り返ってみたいなぁ、と

それでは(*^o^*)